金属材料は古くから使われ続けている!その特徴と種類を解説

聖武天皇も愛した金属材料製品たち

金網のフェンス

「正倉院展」という言葉は聞いたことはあるでしょうか。
奈良時代の天皇・聖武天皇の遺愛品を一般公開する展覧会です。
そう聞くと、布や紙、木材などのものを想像するかもしれませんが、実は金属材料製品も多いのです。さらに、その金属材料によってさまざまな加工が施されています。

いくつか例を挙げてみると、まずは思いつきやすいのが「鏡」です。
現在の鏡とは少し違い、ガラスは使っていません。
銅合金のものが正倉院におさめられています。
「白銅」というものがあるのですが、これは銅、錫、鉛といった金属材料を合金したものです。
錫と鉛をいれることで銀色になります。
割合が難しく、錫が多いと割れやすいそうです。
そこを工夫して金属材料を合金した昔の人は本当にすごいです。

合金だと「佐波理」というものもあります。
これは銅、錫、鉛の合金に焼き入れをしたものです。
佐波理椀というものが正倉院におさめられていますが、叩くといい音がするそうです。
もちろん、今は国の大事な宝物なので叩くことはありません。
その他にもたくさん金属製品があります。
金属材料のものに文様を付けると、模様が見にくい、ということで背景に小さな丸をつける「魚々子(ななこ)」という技法もあります。
さまざまなものがありますので、機会があればぜひご覧ください。

Choices Contents

»More Contents

Contents List

TOP